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断酒中で機嫌が悪い小泉局長に、飴玉をなめることを勧めた山岡とゆう子。ところが、次の日になっても彼の機嫌は回復しない。小泉は様ーな飴玉を試してみたのだが、どれも刺激が強すぎて体が受け付けなかったのだ。頭を抱える小泉に、山岡は「本当の飴」を試すことを提案する…
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ひょんなことから、料亭「せんせん亭」の女将と知り合いになった山岡たち。「せんせん亭」は二代目が亡くなってから経営が左前となり、現在はお得意様にも見放されていた。女将に頼まれ、優秀な料理人を探すことになった山岡たちだが、あいにく誰も心当たりがない。そこに偶然、知り合いの板前の岡星が現れて…?
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山岡の上司・小泉と、ライバル社の帝都新聞の局長・秀沢が揃って困り顔。実はふたりとも情報産業俳句会の幹事に任命されたのだが、句会を指導する俳人・花尾若骨を怒らせてしまったのだ。話を聞いた山岡は、ふたりが接待に使った寿司屋を訪れるが……!?
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久ーに開催される”日本全県味巡り”。県の選定を任された東西新聞社側は、絶対に勝てる県を選ぼうと策を練る。そんな折、富山出張から帰ってきた社会部記者・西崎が、向こうで恋に落ちた女性から邪険に扱われていると山岡に泣きついてきた。そこで山岡は、富山県を選ぶことに…
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文化部のみんなと飲んだ帰り、ラーメンを食べたくなった副部長のひとことで一同は「金銀軒」へ行くことに。だが行ってみると店は閉まっていて、心配した山岡たちは主人・橋田の相談を受けることに。実は坦ー麺をメニューに入れたことで、ラーメン協会の長井が激怒していたのだ…
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士郎の旧友・種田が事務長を務める料理学校で、フランスで一番と言われるシェフに講師を依頼したところ「美食倶楽部への入会」を条件にしてきた。だが雄山に入会を断られ、種田は苦境に立たされることに…。雄山にかけあった士郎に対し、雄山は「胡麻豆腐を超える胡麻料理を作ったら認めよう」と告げる。
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土佐出身の京極から、郷土料理「鰹のたたき」をご馳走された山岡夫婦。この料理にはポン酢醤油で決まりと語るゆう子に対し、京極は「高知には塩たたきもある」と教えてくれた。実は最近知人に裏切られ、落ち込んでいた京極を励ます意味も込めて、いざ高知に出かけた士郎たち。初めて口にした料理の味は…!?
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話題の超高層ビルのテナントに、美食倶楽部の料理人が大勢引き抜かれてしまった。だが、チヨが士郎に相談しても、「雄山の自業自得だ」と取りつく島もない。その士郎は翌日、ある陶芸家から別の相談を受けることに。食器を作る彼に対し、イギリス人の妻はオブジェのような陶芸を作れと迫っているらしく…
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大原社主の甥が担当する東西テレビの料理番組を「陳腐で退屈」と批判したため、社主の怒りを買った山岡。その甥自身は謙虚に批判を受け止め、「伯父のおかげで今の地位にとどまるのは恥ずかしい」と辞意まで考えていたのだが…。それを聞いた山岡は、最近知り合った料理人バンドを番組に出演させようと…
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銀座裏路地の主・辰さんの紹介で、とある若いホームレスの頼みを聞くことになった山岡夫婦。その男・成川は、なぜか自分が来週までに死ぬと思いこみ、死ぬ前にとびきり美味しい物を食べたいとのこと。しかも、金にあかせた贅沢な食事ではなく「しみじみとした心が安らぐような物」という、なかなか難しい注文なのだが…
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チヨの甥・笠倉信次は、先祖代ー受け継がれた田を耕す農家の青年。だが、台風で収穫直前の稲を全滅させてしまい、金策も立たないことから廃業を考えていた。信次の田を訪れ、おもむろに土を掘り起こした山岡は、この土をある人間に売れば当座の資金になるとアドバイスするが…
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文化部・飛沢と政治部・難波の大ゲンカに遭遇してしまった山岡。仲裁しようとするが、2人の周囲にまでケンカが飛び火してしまい、山岡の話を聞こうとしない。さらに、知り合いの中松・大石両警部までも新たなケンカを始める始末で、ついに堪忍袋の緒が切れた山岡は「関係者全員と絶交する」と一喝! 我に返った面ーは、雄山の指示により甘いものを持ち寄り、山岡の許しを請うのだが…
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「食の紀行文」の執筆依頼のため、作家の岸野かな子を会食に招いた山岡たち。いまいち乗り気でない岸野に対し、小泉局長は彼女の趣味である釣りの話題から、とっさに「イカのうまさの本質を味わう料理がある」と語り出し、興味を惹きつけようとする。もっともこれは小泉の出まかせに過ぎず、山岡とゆう子は上司命令で美味しいイカ料理を考えさせられるはめに…
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究極vs至高の対決テーマを決める会議中、ゆう子が倒れてしまった。風邪をこじらせた彼女はなかなか食事がとれず、体調の回復も思わしくない。話を伝え聞いた雄山が、飛沢に「魯山人風 カニの薄葛仕立て」のレシピを授け、ゆう子の回復に一役買ったため、士郎は対決再開を前に、雄山から一本取られた形に…
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ゆう子が再び妊娠し、喜びに沸く山岡家と文化部の面ー。だがそれは、育児と出産を同時に抱える彼女が、今後の取材に参加できないことも意味していた。そのため、大原社主たちは今回をもって「究極のメニュー」を終了させるか、別の担当者に継続させるかの判断を迫られることに。そんな中、一同は飛沢と難波に焼酎の店へ連れ出されて…
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”究極のメニュー”次期担当候補に選ばれたことを、ついに士郎の口から明かされた飛沢。戸惑いを隠せない飛沢だったが、今度は社主に呼び出され、垣田という財界の大物と会うことに。最近、株式関連の重職に就いたという垣田は料理自慢でもあり、就任祝いの会でアワビ料理を振る舞おうと考えていたが…
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飛沢の友人でプログラマーの篠田は「囲碁も、コンピュータが人間に勝つ時代が来る」というひと言で婚約者の父・堅蔵の怒りを買ってしまったという。相談を受けた士郎たちが間に立つが、囲碁の棋士である堅蔵は「理詰めで美味しさの説明が出来る物を食べさせなければ許さない」と言ってきて…!?
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「日本全県味巡り」第7弾は、雄山自らの指定により長崎県に決定。もちろん堂ーと受けて立った士郎は、ゆう子・富井・飛沢と長崎へ乗り込む。取材に先立ち、結婚を前提に付き合っている東西グラフの中口と滝川から「今の社会では子育てをするのが不安」と相談を受けていた山岡夫妻だったが、士郎はその問題も長崎で解決すると言って…
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うつ病と診断され、死までほのめかす天才料理人・岡星。そんな彼に、山岡は「一年間命を預けろ」と言い、稀代の名人・西健一郎氏に、その父・音松氏の伝えた料理を再現してもらい、季節ごとにその料理を味わうことを提案する。これまで春、夏編の料理を食べ、良い影響を受けてきた岡星だったが、秋編を迎える直前、思わぬ横槍が…
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「日本全県味巡り」第8弾の対決が決まり、今度はどの県にするかを究極側が決めることに。そんなとき、訪ねてきた青森の知人をそば屋に招いたところ、青森にも「津軽そば」という名物があることを教わる。それは、茹で置きを厳禁とする一般的なそばの基本を外れた製法、焼き干しという独特の出汁を用いた逸品で…
美味しんぼ。東西新聞文化部に配属された新入社員・栗田ゆう子は、希望あふれる出社初日から、憧れの新聞社にも山岡士郎のような無神経でぐうたらな先輩が居ることに驚かされる。だが文化部全員が受けた味覚テストに合格し、大原社主・肝入りの企画「究極のメニュー」の担当者に選ばれたのは、ゆう子と山岡の2人であった…。。。。。
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